EMPEX総合カタログNO.42
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20℃3010405060%20℃3010405060%温度・湿度計のイ・ロ・ハ超省エネ設計のアナログ温度計・湿度計アナログタイプの温度計・湿度計は電池や電源は不要です。エネルギーを消費しない、地球にもやさしい設計です。温度計はバイメタル方式、湿度計はバイマテリアル方式を採用しています。※「バイマテリアル方式」はエンペックスの造語です。温度計熱膨張率(温度による伸縮率)の異なる2枚の金属を貼り合わせたもの(バイメタル)をゼンマイ状に巻き、一方が針を動かす軸に固定されています。温度が高くなれば膨張率の大きい方がよく伸びるため、ゼンマイの巻きがゆるく(大きく)なります。このように温度の変化によりゼンマイが大きくなったり小さくなったりします。その動きが円運動となって針に伝わり文字盤上で温度を示します。(右図)湿度計温度計の場合と同じですが、湿度計の場合は2つの異なる材料を特殊技術で加工、調整したものを使用します。2つの異なる材料を使用しているため、これをエンペックスではバイマテリアル方式と呼んでいます。※湿度計の精度誤差範囲一般的に計測器には多少の誤差(不確かさ)を含んでいます。湿度計においても例外ではありません。家庭用として市販されている湿度計には±2%~5%位の精度が表示されていますが、時には±10%、±15%と表示されているものも販売されています。例えば精度範囲±3%RHといった場合、「正確な値」が50%RHとすれば、47%RHから53%RHの範囲内であれば誤差の許容範囲ということになります。当社では自社生産品・輸入購入品にかかわらず、全ての商品について1品ずつ当社の設備において検査をし、精度範囲内であることを確認した上で、出荷しています。精度に関するFAQよく「新しい湿度計を購入したが、以前から使っている湿度計と比較して精度誤差範囲以上に湿度が違う。故障ではないか」という質問を受けます。そのような場合、当社では他社の湿度計や使用中の湿度計との精度比較ではなく、まず「正確な値との誤差を知る」ことが、精度確保の第一歩と考え、商品をお預かりして、当社の設備にて検査をさせていただくようにお願いをしています。湿度には絶対湿度と相対湿度がありますが、一般的には単に「湿度」というと相対湿度のことをいいます。絶対湿度は体積1m3の空気中に含まれる水蒸気の質量のことで、gで表示されます。相対湿度は空気中に含まれている水蒸気の量とその空気と同じ温度における飽和水蒸気の量との100分比のことで、%RH(Relative Humidity)で表わします。飽和水蒸気量は一定ではなく温度によって変化します。温度が高い空気ほど多くの水蒸気を含むことができます。従って単位体積1m3中の水分量が変わらなくても、温度が上昇すれば相対湿度は低くなります。(上記算式では、分子の量が一定で分母の量が温度の上昇により大きくなるからです)逆に、温度が下がれば相対湿度は高くなります。寒い朝など暖房をつけると湿度が下がることがあります。室内の温度の上昇により飽和水蒸気量(分母)が大きくなるため、湿度が相対的に低下するからです。相対湿度と絶対湿度20℃30℃【温度が上昇した時の動き】熱によって伸縮率が異なる金属相対湿度(%RH)=ーーX 100空気中に含まれる水分の量その温度における飽和水蒸気量51

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