ポケナビメールニュース ――――――――――――― No33(06-07-14)
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■ GPS豆知識
☆ 遭難事故を避けるために
夏山シーズンを迎えました。昨年の山岳遭難は1684人にのぼり、1961年以降過去最悪になりました。特に40歳以上の方が81.5%を占めています。
今回はポケナビとは直接関係がありませんが、ポケナビが活躍している登山で遭難しないための基礎知識をお知らせします。
① 無理をしない
初心者の登山で大事なことは2点、これを守るだけで遭難や事故に遭う可
能性が低くなります。
・無理をしない
・行動中は十分な注意をする
② 遭難しないために
・朝早く日の出とともに出発し、午後は早めに目的地へ到着するのが原則
・途中で日が暮れた場合、現在地もわからず状況も悪いときなどは、行動を
中止し、早めにフォースト・ビバーク(不時露営)をするほうが安全。
特に、病気やケガをしたり疲労しているときは、決して無理な行動はしな
い。
・転落や滑落の事故は、下山時が圧倒的に多い。下山時は、靴ひもを締め
直すと同時に、気持ちも引き締める。
・道に迷うのも、下山時に多い。地図にない道には、絶対に入らない。おか
しいと思ったら道標などで位置が確認できる地点に戻ること。それが鉄
則。ポケナビは忘れずに。
③ 遭難したら
・けが人や急病人が出て動けない場合、まず事故者を安全な場所に寝かせ
て、応急手当を施し、連絡者を行かせる。絶対、事故者をひとりにしない。
・他に連絡者がなく、登山者も通らぬ場合は、雨具などをしっかり身に着け
させて、雨や寒さに直接さらされないようにしてから救助を頼みに行く。
・遭難事故の場合、遭難場所と遭難状態、遭難者の氏名、住所、連絡先な
どをメモしておく。
・連絡者は複数で行動し、遭難者が確認できる場合には、必ず現場に誰か
残す。素人が行える応急処置には限度があるということも頭に入れてお
く。
出典:文部科学省登山研修所 登山の基礎知識 http://www.tozanken.jp/tisiki/tisiki.htm
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