ポケナビメールニュース ――――――――――――― No41(07-03-09)
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■ GPS豆知識
☆ Google Earth http://earth.google.co.jp/index.html
GPSに興味のある人でしたら、Google Earthはもうご存知ですね。
Google Earthを起動すると、地球が回転して現れ、地域にもよりますが、拡大していくと車1台、1台、認識できます。世界中のどこの地域の地図も表示できて、これが無料で使用できるのですから、Google
に感謝ですね。
このGoogle Earth上にフリーウェアを使用することによってポケナビに記録したポイント、軌跡を表示できるようになりました。国内で使用するのでしたら、カシミール3Dでも十分ですが、海外で記録したデータを表示するとなると、
Google Earthしかありません。
Google Earth PlusはガーミンやマゼランのGPSデータを表示できるようですが、有料です。
中国西北部やモンゴルなど地図が整っていない地域に行かれた方から、「軌跡を地図に表示したい」との問合せをよく受けますが、今までは推奨できるような地図はありませんでした。
Google Earthならばどこでも航空写真上にポイントや軌跡を表示させることができますので、安心して推奨できます。
また、海外でのポイント、例えばホテルや駅、空港などを事前にポイント登録したいときにも、Google Earthでは経緯度が世界測地系で、0.01秒単位で表示されますのでピンポイントで位置登録可能です。
では、ポケナビのデータをGoogle Earthで表示する方法をお知らせします。Google Earthのファイルに変換できるフリーウェアは2つあります。
一つは轍(わだち)で、カシミール3Dで保存できるWPT、TRKファイルをGoogle Earthで扱えるKMLファイルに変換します。
もう一つはpot2kmlで、ポケナビエディターで保存したPOTファイルをそのままKMLファイルに変換しますが、すべてポイントを線で結んだ表示になりま
す。
(1) 轍
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/writing/se397224.html
轍はGoogle が提供しているAPIを使用しますので、ヘルプ→API取
得から入手下さい。
変換方法
① ポケナビエディターにダウンロードしたGPSデータをPOTファイル
で保存します。
② カシミール3Dを起動し、保存したPOTファイルを開き、ポイントデ
ータはWPTファイル、軌跡データはTRKファイルに保存し直します。
③ 轍を起動し、WPTファイル、TRKファイルを読み込み、Google
Earth KMLファイル生成でKMLファイルを生成します。
(2) pot2kml
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/home/se421234.html
pot2kmlは起動すると、「GPSファイルをドロップして下さい。」という小
さな表示が出ますので、そこにPOTファイルをドロップするだけで、簡
単にKMLファイルを生成できます。
次のファイルは轍を使用して軌跡をGoogle Earthに表示したサンプルです。薄 い赤線が軌跡です。
http://www.map.empex.co.jp/original_map/Google/document1.pdf http://www.map.empex.co.jp/original_map/Google/document2.pdf
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